大会の記録2011-2016

第64回

2011年10月29日(土)、30日(日) 関西大学千里山キャンパス

  • 上山愛子(京都大学) カントの「嘘」論文におけるUnrecht
  • 太田徹(京都大学) カントの自由論における「自発性としての自由」について
  • 宇野大輔(同志社大学) ヘルダーリンの思想に見られる自然と人間との一体性の回復とその可能性
  • 井上英昌 J・S・ミルと徳の理論――アリストテレス、カントの徳の理論との比較検討
  • 黒岡佳柾(大阪大学) 「死」と他者との共同性に関する一考察――ハイデガー「時間の概念」論文を介して
  • 雨宮徹(大阪河﨑リハビリテーション大学) フランクルの「精神」の概念について
  • 服部敬弘(同志社大学) 行為の自由と感情の不自由 ――アンリにおける「情感性の倫理学」再考
  • 【依頼発表】志水紀代子(追手門学院大学) アーレントの「世界愛」から照射する東北アジアの和解の条件について
  • 田口了麻(大阪大学) 「猥褻」という概念に関する試論 ――裁判事例と法規定上の猥褻性を中心に
  • 岩江荘介(医療基盤研究所) 医学研究ガバナンス活動における倫理的基盤について――再生医療研究を題材に
  • 亀喜信(大阪府立大学)「共通善」の思想の再検討
  • 嘉目道人(大阪大学) 討議倫理とフィヒテの道徳論――道徳原理の根拠づけについて
  • 東暁雄(大阪大学) 主体・環境・法システム――法規範はいかなる価値によって定式化され得るのか?
  • 佐藤岳詩(京都大学) 人生の有意味さについて
  • 【シンポジウム】直観と倫理
    柘植尚則(慶應義塾大学)
    浜渦辰二(大阪大学)
    三谷尚澄(信州大学)
    司会:水谷雅彦(京都大学)・北尾宏之(立命館大学)

第65回

2012年11月2日(金)、3日(土)、4日(日) 信州大学松本キャンパス

  • 【ワークショップ】大学での授業運営を考える 実施責任者:江口聡(京都女子大学)
  • 【ワークショップ】倫理学の教育的意義――社会的自立に向けて 実施責任者:倉本香(大阪教育大学)
  • 北村教行(京都大学) ベンサムにおける分配的正義
  • 岡本慎平(広島大学) 他者の心と神の実在――J. S. ミルの類推論法と意識の諸問題について
  • 吉本陵(大阪府立大学) ハンス・ヨーナス『責任という原理』への二つの視角――「現今の戦争に対する我々のかかわり」をめぐって」
  • 安井絢子(京都大学) ケアの倫理の理論的展開――ノディングス以降のケア理論家の議論を中心に
  • 岡村優生(大阪府立大学) 性同一性障害について考えるということ――性同一性障害研究における哲学、倫理学の可能性
  • 小松原織香(大阪府立大学) レズビアン・フェミニズムにおける分離主義についての倫理学的考察
  • 齋藤征子(名古屋大学) 人工妊娠中絶をめぐる道徳的考察
  • 林誓雄(日本学術振興会・立命館大学) ヒューム道徳哲学における「人々の意見」
  • 井上英昌 カント倫理学における「習慣」批判とその検討
  • 戸田潤也(京都大学) 『実践理性批判』は『基礎づけ』の挫折の産物か
  • 【依頼発表】西村誠(長野県短期大学) 怒りについて
  • 近藤和貴(早稲田大学) ソクラテスはなぜ葬送演説を行ったのか――プラトン『メネクセノス』篇における帝国批判と若者教育
  • 生島弘子(大阪大学) 後期ニーチェ思想における身体からのキリスト教批判
  • 藤田俊輔(京都大学) ヤスパースの「不安」における他者の問題
  • 劉静瑜(大阪大学) 和辻哲郎の間柄構造――個人と社会、時間と空間の二重性について
  • 石毛弓(大手前大学) 人格の同一性に対する物語論的アプローチについて――マッキンタイア考
  • 【シンポジウム】専門家と信頼
    板井孝壱郎(宮崎大学)
    大石敏広(沖縄工業高等専門学校)
    丸山徳次(龍谷大学)
    司会:伊勢田哲治(京都大学)・徳永哲也(長野大学)

第66回

2013年11月1日(金)、2日(土)、3日(日) 立命館大学衣笠キャンパス

  • 【ワークショップ】生誕二〇〇周年:倫理学の対象としてのキェルケゴール 実施責任者:江口聡(京都女子大学)
  • 渡辺華月(龍谷大学) 倫理学説としての宇宙周期説――プロティノスを中心とした考察
  • 小田裕二朗(大阪大学) スピノザ『エチカ』における欲望cupiditasの変容
  • 小城拓理(京都大学) 自然的義務としての政治的責務――サマリタニズムを中心に
  • 久保田浩平(関西学院大学) 「リベラル・ナショナリズム」を超えて
  • 實藤光(大阪市立大学) (後期)ニーチェにおける神の生死
  • 田邉正俊(立命館大学) ニーチェの「責任」観をめぐる一考察
  • 鈴木崇志(京都大学) フッサールによる、人形の錯覚についての三つの分析
  • 樋口雄哉(同志社大学) レヴィナスにおける倫理と公正
  • 安部彰(立命館大学) R・ローティのJ・S・ミル評価について
  • 服部圭祐(大阪大学) 〈間柄〉の三つの側面からみる和辻倫理学――和辻哲郎『倫理学』の理論構造
  • 笹原八代美(熊本大学) 将来世代の生きる権利と現在世代の責任――J・ファインバーグとH・ヨナスの議論をてがかりに
  • 村上慎司(公益財団法人医療科学研究所) 健康の社会的決定要因としてのソーシャル・キャピタルの規範理論――リベラル・コミュニタリアン論争の含意から
  • 角崎洋平(立命館大学) 分配的正義の時間射程――デニス・マッカーリーの議論を中心に
  • 佐藤岳詩(日本学術振興会・京都大学)R・M・ヘアにおける原則の決定とコミットメント
  • 杉本俊介(京都大学) Why Be Moral?問題に対する二人称的観点からの解答――ネーゲル、コースガード、ダーウォルによる解答の検討を通して
  • 土屋貴志(大阪市立大学) 倫理学理論をどう使うか――体系化に向けて
  • 櫻井悟史(立命館大学) 誰が死刑執行を担うべきか――カント『人倫の形而上学』を手がかりに
  • 南木喜代恵(関西大学) 「悪への性癖」によってカントの道徳哲学の何がどう変容したか
  • 蓮尾浩之(大阪府立大学) 『実践理性批判』の「転回」はカント倫理学においていかなる意味をもつか――「範型論」を手がかりとして
  • 李明哲(神戸大学) カント倫理学「尊敬の感情」と目的自体としての人間
  • 濱良祐(同志社大学) ヘーゲル良心論の地平
  • 堀田義太郎(東京理科大学) 正義論と障害
  • 郡あや(奈良女子大学) R. E. Goodinのvulnerability modelとケア論の接続可能性――E. F. Kittayによる批判の検討を通して
  • 小西真理子(日本学術振興会・立命館大学) 共依存という語の存在意義――フェミニズムによる批判の検討
  • 松田智裕(立命館大学) 自己疎外の二つの位相―― デリダの主観性理論に関する一視点
  • 野口亮 デリダの嘘論――デリダによるアーレント「真理と政治」読解
  • 三浦隆宏(椙山女学園大学) アーレント政治思想における「範例」の意味
  • 【依頼発表】和田渡(阪南大学) 老いの影と光
  • 【シンポジウム】ケアと正義
    立山善康(徳島文理大学)
    岡野八代(同志社大学)
    佐藤義之(京都大学)
    司会:品川哲彦(関西大学)・竹山重光(和歌山県立医科大学)

第67回

2014年11月7日(金)、8日(土)、9日(日) 大阪教育大学柏原キャンパス

  • 【ワークショップ】子どものための哲学(Philosophy for Children = P4C) 実施責任者:桝形公也(大阪教育大学・武庫川女子大学)
  • 秋本彩織(九州大学) リベラリズムは過去世代を適切に処遇できるか――将来世代に対する配慮義務の正当化に向けた予備的考察
  • 木村純(京都大学) 世代間倫理への権威論的接近
  • 藤田俊輔(京都大学) ヤスパースの寛容論
  • 橋爪由紀(大阪府立大学) アーレントの〈生を共に過ごしたい〉仲間との思考について
  • 加藤剛 現代医療におけるナラティヴの意義――A・クラインマンとP・リクール
  • 佐々木拓(立命館大学) 依存症と自由意志――統制的原理適用可能性アプローチからの検討
  • 高山佳子(大阪大学) 自律の観点からみた公私の領域区分の問題性――ギリガンのケアの倫理のパラダイムシフトに向けて
  • 奥野文夫 デカルトの自由論
  • 井上英昌 「完全性」の理論と人間の内面性の考察――カント前批判期におけるバウムガルテンの影響とその批判
  • 蓮尾浩之(大阪府立大学) 反省的判断力はいかに道徳的な実践的判断に寄与しうるか――カント実践哲学における人間存在の二重性から考える
  • 【依頼発表】小泉尚樹(熊本学園大学) カントの観念論反駁
  • 弓谷葵(大阪大学) 戦時期における文化史的叙述と〈他者〉性の受容――和辻倫理学の確立についての一考察
  • 川合大輔(名古屋大学) 一九二〇年代日本における人間性に関する言論について
  • 石毛弓(大手前大学) パーフィットにおける人格の同一性と功利主義
  • 白川俊介(九州大学) グローバルな正義を何によって動機づけるか――デイヴィッド・ミラーの議論の批判的検討を手がかりに
  • 元春智裕 グローバリゼーションとユーラシア主義――非西欧文明圏における抵抗の論理
  • 【シンポジウム】道徳の教育:その可能性と不可能性
    井原武人(大阪教育大学附属天王寺中学校)
    中里晴子(神戸市立枝吉小学校)
    八幡英幸(熊本大学)
    菊地建至(関西大学)
    司会:倉本香(大阪教育大学)・安彦一恵(滋賀大学)

第68回

2015年10月31日(土)、11月1日(日) 同志社大学今出川キャンパス

  • 福家佑亮(京都大学) 格差原理と自尊心――G・A・コーエンによるロールズ批判の検討
  • 岡本慎平(尾道市立大学) 「哲学的必然性」とその誤った連想――意志の自由をめぐるJ・S・ミルの二つの議論について
  • 入江祐加(大阪大学) 反省から客観化へ――ディルタイの精神科学における「心理学」の展開
  • 櫻井真文(同志社大学) フィヒテの『道徳論の体系』(一七九八年)における道徳性の原理の演繹
  • 奥堀亜紀子(神戸大学) 哲学史におけるジャンケレヴィッチの道徳形而上学――理性主義と非理性主義の道徳性
  • 小田切建太郎(立命館大学) 後期ハイデガーにおけるかまどの意味
  • 安倍里美(京都大学) 理由に依拠した規範性理解をめぐる対立について
  • 石毛弓(大手前大学) 人称・非人称的観点からみた人格の同一性の規準――パーフィットの主張をめぐって
  • 鈴木真(関西福祉科学大学) エアの問題、非認知主義、不確定性
  • 矢島義英(同志社大学) 『精神現象学』における「良心」の宗教性
  • 鬼頭葉子(長野高等専門学校) カントとティリッヒ――倫理的命法の無制約性について
  • 喜多源典(関西大学) 西田幾多郎の身体論における「当為」の問題――後期西田哲学を中心に
  • 野口亮(京都大学) デリダのコミュニケーション論――他者論との関連に着目して
  • 島田喜行(同志社大学) フッサールの「人倫的自我」
  • 味村考祐(大谷大学) ガダマーの伝統概念の二重性について
  • 【依頼講演】Philip Cam (The University of New South Wales) A Philosophical Approach to Moral Education
  • 朴順龍(同志社大学) ロールレタリングを用いた受刑者教育プログラムの効果に関する研究
  • 川合大輔(名古屋大学) 一九二〇年代日本における少年犯罪と道徳教育論
  • 窪田徹(関西大学) ベルクソン哲学に於ける生命の本質としての意識
  • 柿本佳美(奈良女子大学) デカルト道徳論から見る「わたし」という語りと「寛容」の可能性
  • 野崎泰伸(立命館大学) ピーター・シンガーの「効果的利他主義」に関する批判的検討
  • 永守伸年(立命館大学) 知的障害者の自律と介助者との信頼
  • 【シンポジウム】子ども・哲学・倫理学
    中川雅道(神戸大学附属中等教育学校)
    金澤正治(西宮市立高木小学校)
    辻村修一(早稲田大阪学園)
    討論者:松本啓二朗(大阪教育大学)
    司会:桝形公也(大阪教育大学・武庫川女子大学)・奥田太郎(南山大学)

第69回

2016年11月5日(土)、6日(日) 慶應義塾大学三田キャンパス

  • 小西真理子(国際基督教大学) ケアの倫理と愛の現実――重なりと異なりの分析から
  • 大石敏弘(北里大学) 環境プラグマティズムの方法論とロールズ=ハーバーマス論争
  • 服部圭祐(京都大学) 「実存」する間柄――和辻哲郎における「実存哲学」の受容と衝突
  • 下地真樹(阪南大学) ルソー『社会契約論』の再構成
  • 佐々木達彦(同志社大学) フィヒテ初期道徳論における義務意識について
  • 【依頼講演】松島哲久(大阪薬科大学) 現代医療における生権力と生命倫理
  • 井保和也(京都大学) 道徳的責任についての信念と事実
  • 石毛弓(大手前大学) 人格と同一性とその整合性
  • 井西弘樹(大阪大学) 生きる意味としての学問――中期ニーチェにおける「認識」概念の変容をめぐって
  • 谷山弘太(大阪大学) 道徳の「価値」を問題にするということ――ニーチェ『曙光』における「あらゆる価値の価値転換の試み」
  • 【シンポジウム】自由と平等
    白井聡(京都精華大学)
    林芳紀(立命館大学)
    山口雅広(龍谷大学)
    司会:林克樹(同志社大学)・藤森寛(同志社大学)