関西倫理学会優秀論文賞

関西倫理学会では、機関誌『倫理学研究』応募論文のうち、若手研究者の執筆したものを対象に、関西倫理学会優秀論文賞を授与します。

『倫理学研究』に応募するには、前年ないし前々年に開催された大会で口頭発表することが条件です。

口頭発表・論文掲載の応募方法については、口頭発表・論文掲載への応募手続きのページをごらんください。

受賞対象:『倫理学研究』応募論文

受賞者の資格:40歳以下(当該号発行年の4月1日現在)

なお、すでに同賞を受賞したことのある会員は審査対象から除外されます。

副賞:30,000円

関西倫理学会優秀論文賞受賞者一覧

論文タイトル 受賞者
36 2006 ハイデガー対ニーチェ、或いは彼らはへルダーリンをどう読んだか 入谷秀一
37 2007 フーコー『知への意志』における方法 相澤伸依
38 2008 自由意志と自由精神――『人間的、あまりに人間的』におけるニーチェの自由論 竹内綱史
39 2009 ブライアン・ノートンの収束仮説および関連する思想の批判的検討――環境倫理学における実践上の有効性、価値、動機という問題―― 神崎宣次
40 2010 自由意志の非認知主義的解釈の可能性――スミランスキーの幻想主義とその補完―― 佐々木拓
41 2011 帰結主義の必要条件とその根拠 鈴木 真
42 2012 行為の自由と感情の不自由――アンリにおける「倫理」の問題 服部敬弘
43 2013 ヒューム道徳哲学における「人々の意見」 林 誓雄
44 2014 フッサールによる、人形の錯覚についての三つの分析 鈴木崇志
45 2015 (受賞者なし)  
46 2016 知的障害者の自律と介助者との信頼 永守伸年
47 2017 道徳の「価値」を問題にするということ――ニーチェ『曙光』における道徳批判 谷山弘太
48 2018 カントにおける自己への信頼 平出喜代恵
49 2019 (受賞者なし)  

50

51

52

2020

2021

2022

誠実、社交、そして信頼――カントの性格形成論――

ルソーにおける道徳と政治

デカルトにおける「内的感覚」と「情念」について――『哲学原理』から『情念論』へ

高木裕貴

平 光佑

三上航志

53

2023

J・S・ミルにおける個性の発展

林 和雄

53

2023

カントの『純粋理性の批判』における「批判の自由」—自由の論証から自由な論証へ

三輪泰之